輸入住宅とはどういうもの？よくある疑問や解決ポイントについて具体的に紹介

防犯性や防火性にも優れる輸入住宅

重厚感のある造りやお洒落なデザインで人気の輸入住宅は、日本家屋には見られないデザイン性が大きな魅力で、流行に左右されないオリジナリティがあり幅広い世代から好まれています。
レンガや木材の素材の良さを活かし、装飾部材を多く使用した外観や内装が特徴的です。
デザイン性が人気の輸入住宅は、各地域の厳しい環境で快適に暮らしていくために、たくさんの知恵が詰まっています。
長く厳しい冬を過ごす北欧住宅は、高性能な断熱材や複層断熱ガラスが使われて、冬は暖かく夏も涼しい構造が特徴です。
海外では何世代にも渡り住み継がれていくことから、耐久性や防犯性・防火性、耐震性にも優れているといわれています。
輸入住宅の窓はベランダの掃き出し窓以外はあまり大きくなく、小さめなデザインが一般的で、侵入しにくいのが特徴です。
また、一定以上の太さを持つ木材で作られていることが多い輸入住宅は、火災が起こっても芯までは熱が伝わりにくく、耐震性にも強いといわれています。

輸入住宅に無垢材を取り入れるメリットとは

輸入住宅といえば、床・玄関・窓枠・天井など、様々な場所で無垢材を使用しているイメージがあり、デザインによって使い分けたり、予算によって一部分だけに取り入れたりできます。
この素材は表面から芯まで全てが1枚の木あり、とても重量がありますが、フラッシュ構造という、心材の表面を木目シートで覆った軽量化されたものもあります。
輸入住宅に無垢材を取り入れると、木目のシートに比べても圧倒的に肌触りが良く、裸足で過ごすことで素材感を感じることができます。
寒い季節には断熱性が高いというわけではありませんが、冷たいと感じることが少なく、ほのかな暖かみを感じます。
また、無垢の材料は加工後も呼吸をし続けているため、壁などにパネリングで貼ったり、床材に使用しているような部屋であれば湿度を一定に保ってくれる効果があります。
お寺や神社などの古くからある建築物の床材にも使用され、耐久性もあり輸入住宅で使われる場合でも、長く使い続けることができます。